今日は「必要保障額」を計算してみたいと思います。

必要保障額っていうのは、

遺された家族のために必要なお金のことです。

 

保険の必要性を考えたとき、

家族のための保険となると、家族にいくら必要なのかを考えます。

 

必要保障額を計算することで、

生命保険に加入している人やこれから加入する人も、

保険の見直しにつながるので、ぜひ計算してみてください。

 

くわしく見ていきましょう。

 

必要保障額の計算方法

 

 

必要保障額は、遺族が使うであろう「支出」と

入ってくるであろう「収入」から計算することができます。

 

支出

 

支出には大きく分けて3つあります。

生活費・住居費・教育費」です。

 

この3つをどんな条件で計算するかにによって、

必要なお金は大きく違ってきます。

 

生活資金・住宅資金は毎月かかるものだし、

教育資金は毎月かかるものとまとまってかかるもの、

どちらもかかる場合もあります。

 

これらを、

いまの家族構成や収入・支出から計算します。

期間は家計を支えるお父さんの定年が65歳だとすると、

それまでの支出金額を計算します。

 

収入

 

収入には、働いた収入や貯蓄などがあります。

その他には会社の退職なんかもありますね。

 

ここであまり知られていないのが、社会保険制度です。

みなさん国民年金や厚生年金に加入していると思います。

これは老後に年金を受け取るだけじゃなくて、

万一家計を支えるお父さんが亡くなったとき、

お父さんが支払っていた年金が「遺族年金」として、

遺された家族に支払われるというものです。

 

また、お父さんが亡くなったらお母さんが働く可能性もありますよね。

これらもひっくるめて収入と考え、見込んだ上で計算します。

 

 

必要保障額を計算してみた

 

 

これは、夫・妻・子どもの家族構成の場合の必要保障額です。

思っていたより高いですか?安いですか?

 

こうやって見込みも含めた上で、

必要保障額を洗いだすことが大事です。

なんとなく保険に加入しないためにも計算してみましょう。

 

遺族年金や生活資金・住宅資金などの計算方法も

別記事でくわしくお話していきます。そちらも見てみてください。

 

 

まとめ

 

あなたの必要保障額はいくらでしたか?

保険に加入するときは、いくら必要なのかを細かく計算して、

むだのない保障額に設定してほしいと思います。

そのためにも、遺族年金なんかの国の制度である社会保険制度はフル活用して

ほしいと思います。

 

保険は必要最低限でいい。ムダなものはいりません。