保険には大きく3つに分けられます。

 

まずは、生命保険と損害保険です。この2つは身近で馴染み深いですよね。

 

さらにもう1つあるんですが、分かりますか?

CMでもよく見るあの保険です。

 

くわしく見ていきましょう。

 

第三分野の医療保険

 

生命保険は、何に備える保険だったか覚えていますか?

(生命保険で備えるもの)

 

「生命保険」は、生命の傷病に備える保険です。ヒトの病気やケガということ

です。

 

それに対して、「損害保険」は、事故などに備える保険です。モノに対する保

険ですね。

 

この生命保険と損害保険には別名があります。

保険業界では、「第一分野」の生命保険と「第二分野」の損害保険

と言われています。

 

「分野」で分けられているんです。

 

そこに近年できたのが「第三分野」です。

第三分野は医療保険のことで、病気やケガにおける入院や手術に対して備える

保険です。

 

第三分野の医療保険は、第一分野の生命保険と第二分野の損害保険が参入して

います。

 

 

 

 

医療保険の別名「入院保険」

 

医療保険は、病気やケガによる入院や手術に対して保険金が支払われます。

なので、入院時に支払われる保険として「入院保険」とも言われています。

 

実際には、入院日数に対して、1日あたり数千円から1万円程度の保険金が支

払われます。手術代も手術の程度に応じて支払われます。

 

10年ほど前までは、入院後5日目以降からしか給付金が支払われない入院保険

も多かったんです。でも最近では1日目から支払われるようになりました。

 

この入院保険は、各保険会社が加入者を増やそうとしていて、いろいろな保険

商品を販売しています。

 

同じ「医療保険」でも、いろいろな種類の保険商品があるので、

保険の内容はよく理解して、納得のいくものを選んでください。

 

まとめ

 

医療保険は、病気やケガで入院・手術をした時に支払われる保険です。

生命保険や損害保険と同じくらい身近なものだし、生保・損保ともに参入

できる保険ということもあって、広く売り出されている保険でもあります。

 

また、日本は長生きする人が増えたことによって、病気やケガをするリスクが

大きくなりました。なので「医療保険」はさらに必要とされる保険になってい

くでしょう。