定期保険は有効期限のある保険です。
有効期限が切れれば、保険の保障も受けることができなくなります。
しかし、「自動更新」によって保険が更新されることで、
また保障を受けることができるんです。
ただ、注意してほしいこともあります。
くわしく見ていきましょう。
自動更新と同時に上がる保険料
定期保険には有効期限があります。
満期を迎えると保険期間は終わるので、保障を受けることができなくなります。
しかし、なかには自動的に更新されるようになっている定期保険も多くあるんです。
自動更新の定期保険の場合、注意してほしいのが更新時に保険料が上がるということ
です。
例えば、保険期間が10年の定期保険の場合。
30歳で加入すると40歳で満期を迎えます。
この満期時に保険が自動的に更新されるんです。
更新されることによって保障が続きます。
保障が継続されることは良いことですが、支払う保険料も高くなります。
加入時の30歳と満期時の40歳では、40歳の時の方が死亡率が高くなります。
死亡率が上がれば、保険の保障を受ける可能性も上がるので、保険料も高くなります。
「自動更新」は、万一の時保障が続いているので安心ですが、
同時に保険料も上がるので注意してください。
また、保険の満期到来前に保険会社から通知ハガキが届きます。
そのハガキに保険料が書いてあるので、必ずチェックしてください。
保険加入後であれば病気になっても大丈夫?
30歳の男性が保険に加入する場合。
保険金額が1500万円以上の死亡保険に加入するには、
医師の診査、または健康診断の結果表が必要になることがあります。
しかし、自動更新時は改めての医師の診査は必要ありません。
保険加入時の診査に問題がなければ、加入後重い病気にかかったとしても、基本的に保険は継続
できます。
まとめ
定期保険は自動更新されるタイプのものが多いです。
万一の時に保障が継続されていると安心ですよね。
しかし、自動更新時には保険料が上がります。
満期到来前に保険会社から通知ハガキが届くので、保険料は必ずチェックしましょう。